シリーズでお届けします。算命学の十二従星。
十二従星は、算命学における運気や性格を表します。
最初に特徴を説明した上で、机上の理論ではない、わたしが実際に観察してきた具体的な行動パターンや特性をお話します。
本日は組織には一人はいてほしい、天禄星さん。
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天禄星を持つ人の特徴
そんな天禄星さんの特徴はこちら
- エネルギーの点数は11点、天将星につぐエネルギー
- 壮年の時代
- 落ち着き
- 大人の風格
- 安定志向
- 天将星につぐエネルギーの持ち主
- 抜群の財運
- 用心深さ
- 現実から判断する現実主義者
- しっかりとした補佐役
- 冒険しない
人物に例えると、豊かな人生経験を得た後の40代以降の大人の風格の備わった人。それが天禄星です。
若さと勢いの新社会人からある程度の経験を得て、経済的にも精神的にも安定してきた年回り。
この星を持つ人は、落ち着きがあり、安定感があります。
天将星の次にエネルギーがある星ですが、若者の様に無鉄砲ではなく、過去の経験などをもとに着実に自分の道を積み重ねていくことが特徴です。
わたしも建禄(天禄星)持ちです!
算命学で言うと、天禄は中間管理職。
上からも下からも突き上げられつつ、上手くバランスを取る、
まさにサラリーマン的な役割です。 https://t.co/hCoctnm9Lx
— 花澤 優井 (@happytama3955) 2018年12月19日
上からも抑えられ、下からも突き上げられてもめげない、いわば中間管理職、だと思っています。笑
私自身も天禄星を中年期に持っていますが、当てはまるところが多々あります。
天禄星が幼少期にある人
この星を幼少期に持っている人は、落ち着いた性格の人です。
子供ながら、冷静に周りの大人たちの反応や、クラスの子供たちの状況を把握しています。
行動を起こすときはすべてのリスクテイクをしてから動くという大人顔負けの面も。
知り合いで、幼少期にこの星を持つ人がいますが、とても落ち着いている人で、的確な批判を得ている人ですね。
天禄星が中年期にある人
この星が中年期にある人はまさに理想的な星回りです。
星の持っている特徴がそのまま出てきます。堅実で安定的な性格、上の意見を聞きつつ下をまとめるバランス力、視野の広い判断力、補佐役になることで星の威力を最大限に活かすことができます。
経済的にも安定しており、安定した平和な生活を過ごすことができます。
天禄星が晩年期にある人
中年期の持つ星の意味がそのまま活かされる時を過ごすことになります。
エネルギーが天将星につぐ11点もありますので、まだまだ社会で活躍したいと生涯現役のようになります。
天禄星が2つ以上ある人
天禄星がある人の職業の適正分野として、科学、薬学などの世界において活躍できるといわれていますが、
この星が2つ以上ある人は、さらにその素養が強くなります。
特に、天禄星+貫策星がある人は、文句なしの才能があるでしょう。
特徴1:経験を重視する
天禄星の最大の特徴だと思うことは、とにかく自分で経験したことを大事にするということです。
私自身が持っているので、はっきりと言えるのですが、とにかく自分で体験したことから、何かを判断するときの基準にしようという精神が強いのです。
気学を知らない頃、東北、回座は八白土星の時に引越しをしたけれど、
まさに改革、改革の連続で、
出産、社会復帰、転職、フリーランスと
怒涛の流れを感じて来ました。
気学は目に見えないものですが、こうやって現実の流れと気の作用を検証することが、わたしにとっては何より楽しいことです。
— 花澤 優井 (@happytama3955) 2019年1月20日
この発言での「現実の流れと気の作用を検証することが何より楽しい」という発言はまさに、経験から判断する天禄星っぽいですね。
さらには、
わたしは何かにチャレンジして、その経過を期間ごとにまとめるのが本当に好きだということに気がついた。
— 花澤 優井 (@happytama3955) 2018年6月22日
自分が体験したことをまとめたいという天禄星の気質がバリバリなのです。
特徴2:財運がある
天禄星には、「禄」という言葉あるの様に、禄=財運を表します。ですから、この星が回っている時代はお金に困らない人生を送れるということです。
私自身、数年前に西の凶方を取るまでは、わりと安定した生活を送っていた気がいたします。
特徴3:天禄星が陰転すると「天馳星」っぽく刹那的になる
安定志向、堅実、冒険しないと言われている天禄星。
ですが、この星が陰転すると、せわしない、激動が大好きな「天馳星」に早変わりします。笑
私自身がそのいい例ですね!
私は一年ほど前までは、普通の企業でサラリーマンしていましたが、ずっと前からフリーランスで働きたいと思っていました。(子供もいますし、フリーに働きたいと思っていた)
通常の天禄星さんだったら、ある程度の目途が確保できてから辞めるなんていう判断ができると思いましたが、私の場合目途も立たずに思い切って辞めるという判断を下したのです。
辞めたことについては全く後悔はないのですが、おおよそこういう行動をする場合には陰転している可能性が濃厚です。
(ほかにも、私の場合は、他に刹那的な生き方大好きの「天馳星」と若さと勢いでイケイケ「天南星」の影響もあると思いますが。笑)